d 「禁煙費用補助」のご案内 | 保健事業 | ジブラルタ健康保険組合

「禁煙費用補助」のご案内

喫煙は100種類以上の発がん物質を含み、咽頭がんや食道がんへの罹患率を大幅に高めるだけでなく、慢性呼吸器系疾患、動脈硬化、脳梗塞、糖尿病などの要因となります。

また喫煙者自身だけでなく、ご家族にも受動喫煙の影響を及ぼします。たとえば、夫が1日20本以上喫煙した場合、妻の肺がん死亡率は通常より約2倍に跳ね上がります。被保険者およびご家族の健康促進・重症化予防の一環として禁煙は欠かせません。

当健保組合では、みなさんの禁煙を積極的にサポートするために一定の条件を満たした場合、禁煙費用の補助を行います。「禁煙したいけどきっかけが…」という方はぜひご活用ください。

【届出・申請書リンク】

禁煙外来コース
専門の医療機関へ通院(5回)し、医師のアドバイスを受けながら禁煙
(計12週間)
禁煙補助薬コース
市販のニコチンパッチ・ニコチンガムを購入し、それを使って禁煙(計6週間)
補助対象者 禁煙達成時にジブラルタ健康保険組合 被保険者及び被扶養者(年齢制限はありません)
補助回数 年度に1回/人 ※いずれかのコースのみ
補助額 実費(上限10,000円) 実費(上限5,000円)
支払日 当健保組合へ「禁煙費用補助申請書」を提出後約2週間
  • ※禁煙外来コースの場合、当健保組合では、医療機関から当健保組合に届く「診療報酬明細書」を元に査定を行っているため、申請から補助金支給まで2週間以上かかる場合があります。

◆領収書に関する注意事項◆

  • チャレンジャー氏名(フルネーム)の記載が必要です。
  • 費用の内訳として、禁煙外来治療代・補助薬代等が確認できる明細が必要です。
  • 領収書は返還致しませんのでご注意ください。

禁煙外来を利用しての禁煙 (禁煙外来コース)

タバコをやめたい人向けの専門外来で、禁煙治療を健康保険で行う医療機関は、敷地内禁煙であること・禁煙治療を行っていることをわかりやすく明示していること・禁煙治療の経験がある医師が1名以上、禁煙外来専属の看護師、准看護師が1名以上従事していることなどが条件として定められています。

お医者さんのカウンセリングやアドバイスと合わせて禁煙補助薬を処方してもらえるので禁煙の成功率が高まり、全5回の治療を受けた人の7割が成功しています。

禁煙治療の流れ

12週間で5回の診察(初診・2週間後・4週間後・8週間後・12週間後)を受けます。まず最初に喫煙状況をチェックします。毎回の診察では、禁煙補助薬の処方を受けるほか、息に含まれる一酸化炭素(タバコに含まれる有害物質)の濃度を測定したり、禁煙状況に応じたアドバイスを受けます。お医者さんと一緒に禁煙することによって禁煙しやすくなります。

【禁煙外来治療保険適用条件】

  • (1) 喫煙者自らが禁煙を望んでいること
  • (2) ニコチン依存症診断用の スクリーニングテスト(TDS:Tobacco Dependence Screener)の結果が5点以上(ニコチン依存症の判定)
  • (3)【35歳以上】 ブリンクマン指数(1日の平均喫煙本数×喫煙年数)が200以上
    ※受診者が35歳未満の場合は、(3)の条件が不要です。
  • (4) 禁煙治療について説明を受け、禁煙治療を受けることを文書により同意していること

禁煙外来を実施している医療機関はこちらから検索

「全国禁煙外来・禁煙クリニック一覧~禁煙治療に保険が使える医療機関情報最新版」

手続き

STEP
1

当健保組合へ「禁煙チャレンジ申込書(禁煙宣言)」を提出
(受付後、健保組合より「禁煙外来費用補助申請書」をお送りします)

 
STEP
2

禁煙外来へ予約
Step1で記入した宣言日より1ヵ月以内に禁煙外来へ行き、1回目の受診を済ませてください。

「全国禁煙外来・禁煙クリニック一覧」

 
STEP
3

禁煙外来を受診(5回)

  • ※初診を含む5回(12週間)までが保険適用となります。
  • 注1. 禁煙を達成し禁煙外来の費用を申請する際、禁煙外来に受診した際の領収書(原本)を健保組合へ提出していただきます。(レシートやコピーは不可)
    領収書にはチャレンジャー氏名(フルネーム)の記載と「禁煙外来・治療薬代」とわかる明細が必要ですのでご注意ください。
 
STEP
4

「禁煙外来費用補助申請書」と領収書(原本)を提出

  • 注2. 最終受診時(5回目の受診時)に「禁煙外来費用補助申請書」内に医師の証明・印を取得してください。
  • 注3. 領収書は返還致しませんのでご注意願います。

禁煙補助薬を使っての禁煙 (禁煙補助薬コース)

禁煙補助薬(喫煙者が各自購入)を使って6週間禁煙をしていただきます。禁煙補助薬コースの場合のみ、禁煙実施期間(6週間)喫煙者をサポートしていただく支援者を1名決めていただきます。
喫煙者が被保険者の場合は、支援者として社内の同じ所属の社員を指名してください。喫煙者が被扶養者の場合は被保険者が支援者になっていただきます。

禁煙補助薬

ニコチンのみ体内に吸収させてニコチン切れによる離脱症状(禁断症状)を軽くすることで禁煙達成に導いてくれるお薬です。

【禁煙補助薬のご案内】

ニコチネルガム・ニコチネルパッチ(ノバルティス ファーマ株式会社)
ニコレットガム(ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社)

手続き

STEP
1

薬局で市販の禁煙補助薬を購入

  • 注1. 禁煙を達成し禁煙補助薬の費用を申請する際、領収書(原本)の提出が必要となります。(レシートやコピーは不可)
    領収書にはチャレンジャー氏名(フルネーム)の記載と「禁煙補助薬」とわかる明細が必要ですのでご注意ください。
 
STEP
2

当健保組合へ「禁煙チャレンジ申込書(禁煙宣言)」を提出、禁煙を開始

  • 注2. 禁煙の見守り役として支援者1名を決めていただき、禁煙宣言書に支援者のサインを取得してください。
    喫煙者が被保険者の場合 → 会社の同じ所属の社員1名を支援者として指名
    喫煙者が被扶養者の場合 → 被保険者が支援者となる

(受付後「禁煙補助薬費用補助申請書」をお送りします)

 
STEP
3

禁煙補助薬を使用し、6週間の禁煙を達成後「禁煙補助薬費用補助申請書」と領収書(原本)を提出

  • 注3. 「禁煙補助薬費用補助申請書」内に支援者のサインを取得してください。
  • 注4. 領収書は返還致しませんのでご注意願います。